おしゃれ着を手洗いした時や、洗濯機の『手洗いコース』を使うと、脱水の時にびちょびちょになってしまいませんか?
型崩れしやすいデリケートな衣服は、普通のお洋服のように洗濯機にしっかり脱水をかけることもできませんよね。
どうして洗濯機の脱水をかけてもびちょびちょになるのでしょう?
びちょびちょの衣服の脱水はどうすればいいのかも調べてみました。
洗濯機の脱水をしてもびちょびちょに!なぜ?
洗濯機の普通のコースで洗濯するとしっかり脱水されるのに、『手洗いコース』や『ドライコース』で洗うと脱水がびちょびちょになって困ってしまった経験はありませんか?
それもそのはず、手洗いコースは脱水も優しくほぐしながらしてくれる設定となっているのです。
さらに脱水時間も通常コースより短く設定されているため、洗濯が終わった後、洗濯物を取り出した時にまだびちょびちょだと感じてしまいます。
脱水時間が長くなるとそのぶんお洋服に負担がかかってしまうため、短時間で脱水が終わってしまうのは仕方のないことなのです。
洗濯機の通常のコースで洗うと、しっかりと脱水をしてくれるのですが、そうするとデリケートな素材だと生地が傷む原因となってしまう場合も・・・。
脱水した後もびちょびちょになる場合の対処法
洗濯機で脱水した後もまだびちょびちょで不快な場合は、お洋服をタオルに包んで軽く押しながら脱水すると良いでしょう。
タオルで包む時には衣服をきちんとたたんでからタオルで挟むようにしてください。
たたむことによって大切なお洋服がシワになるのを防ぎます。
タオルが水を吸って、衣類に滴るほどの水が出なくなったら脱水完了です。
また、手洗いした後の衣服もこの『タオル脱水』で優しく脱水するのがオススメです。
びちょびちょの衣服を洗濯機で脱水したい
デリケートな素材の衣類を手洗いした時、脱水はどうしていますか?
大切なお洋服をギューっと絞るわけにもいかないし、でもびちょびちょのまま干すのは抵抗がある・・・
そんな時は洗濯機で脱水だけしちゃいましょう。
しかしデリケートな素材のお洋服だと、洗濯機で脱水するだけで傷んでしまう可能性も。
洗濯機で脱水する時は、お洋服に負担をかけないようにちょっとしたコツがあるのでご紹介します。
洗濯機の脱水だけを利用する方法
1.手洗いで洗ってすすいだ後の衣類を必ず洗濯ネットに入れましょう。
洗濯ネットに入れると脱水の強い遠心力から守られ、大切なお洋服の型崩れ、シワや伸びを防ぐことができます。
2.洗濯機にネットに入ったままの洗濯物を入れ、脱水のみの設定にしてスタート。
この時注意することは、短時間で終えること。30秒ほどで止めてしまいましょう。
そんな短時間で?と思うかもしれませんが、シャツなどの薄い素材だと20秒ほどの脱水でも水は切れているはず。
脱水時間が長ければ長いほど、生地が傷んでしまうので、なるべく短い時間で脱水を終わらせるのが基本です。
ニットやカーディガンなど厚手の素材のものは少し長めに、トータルで30秒ほど脱水してください。
こまめに様子を見ながら、10秒ごとに追加していくと良いでしょう。少し手間はかかりますが、素材に合わせて脱水時間を変えるのは大切なことです。
決して脱水中に洗濯機から離れて長い時間脱水したままにするのはいけません。デリケートなお洋服に長時間の脱水は絶対やってはいけないことです。
3.脱水途中で一度取り出す。脱水の途中、回転が激しくなったところで洗濯機の一時停止ボタンを押し、洗濯物を取り出して洗濯ネットの中の衣類の形を整えましょう。
まだびちょびちょのようなら再度洗濯機に入れて脱水スタート。この時にもう水が切れているようなら脱水を完了しても良いです。
びちょびちょの洗濯物はどう干せばいい?
薄手のシャツなどはびちょびちょのまま干してもOKです。
きちんと脱水をした衣服よりは乾きが遅いので、風通しの良い日に干すと良いですね。
また、直射日光が当たる天日干しは色あせなどを起こしてしまう可能性もあるのでNGです。
ニットやカーディガンはびちょびちょのままだと水を含んで重く、そのままハンガーなどに干してしまうと伸びやすいので注意が必要です。
そんな時は平干しがオススメ!
平干しとはその名の通り、平らなところに寝かせて干すことです。
ピンチハンガーの上に置いて干すなど工夫して干しましょう。
ボトムスやスカートは風通りが良くなるように、ピンチハンガーを使って筒状になるように干すと良いでしょう。
パーカーなどフード付きのものは乾きにくいので、ハンガーを複数使ってフード・見ご
ろ・袖部分を分けて干すと早く乾きます。
干す時は通気性が大切ですね。
まとめ
おしゃれ着やデリケートな服だと脱水に悩んでしまいますよね。
脱水をしてもびちょびちょになるのはどうしてか、その対処法もご紹介しました。
洗濯機やタオルを上手に使ったり、脱水方法を工夫して、大切なお洋服を傷めないようにしたいですね。
コメント