ポリエステルの布団って、ご自宅で使っていらっしゃいますか？
ポリエステルと聞くと、安価で買い求めやすいというイメージがありますが、同時に、化繊ですので静電気が起きやすく少々扱いづらいというイメージもあります。
そんなポリエステルの布団って、気軽に洗えるのでしょうか？
それとも、洗う時には何か注意が必要で簡単には洗えないのでしょうか？
今回は、ポリエステルの布団を洗う時の洗い方や注意事項について調べてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ポリエステルってどんな素材？特徴は？
コインランドリー行くからせっかくやし布団も持ってこかな
と思ったけど乾燥機バツになってる
んだけど、ポリエステル100でキルティングなら洗濯乾燥できるってネットで出てきたんやけどやっちゃっていいかな
まぁ最悪しくじってもニトリの安物やしいいか pic.twitter.com/rgvinf83k2— Y.S-KID (@_ys_gs_) July 12, 2021
衣類や布製品に幅広く使われているポリエステルですが、どんな素材でしょうか？
ポリエステルとは石油を原料にして作られた合成繊維です。
特徴としましては、耐久性に優れ縮みや伸び、摩擦などにも強く非常に軽いです。
また、しわになりにくくカビや湿気にも強いですし、洗濯や乾燥などのお手入れもしやすいので、洋服や布製品として重宝します。
しかしながら、静電気が起きやすく通気性や吸湿性も良くはありませんので、ポリエステル100％で肌に直接触れるような製品は、身に着けていると不快に感じるかもしれません。
また、お肌が敏感な方は、肌に触れたままになっていると少々刺激を感じることもあります。
これらのデメリットを解消するために、ポリエルテルは綿や他の自然素材の繊維と混合にする場合が多く、それによって、両方の繊維の良いところを生かすことができます。
ポリエステルの敷布団の特徴 メリット･デメリットは？
上記のような特徴のあるポリエステルという素材ですが、布団に使うとどんな特徴があるのでしょうか？
まずは敷布団からご紹介していきます。
ポリエステルの敷布団ですが、吸湿性が良くない性質を持っていますので、汗の吸収をあまりしてくれないようです。
しかし、クッション性に優れ弾力がありますので、寝心地は良いと言えるでしょう。
お値段はお手頃で、軽く扱いやすいところはメリットです。
湿気を吸わないので、綿の布団のようにまめに日に当てて干す必要はないようです。
洗濯後の乾燥も乾きが早いので楽です。
しかし、キルティング加工のしてあるものは洗濯機で丸洗いできますが、加工なしのものは、お風呂の浴槽で踏み洗いしたりクリーニングに依頼したりして洗う必要があり、自宅の洗濯機で気軽には洗えない製品となります。
ポリエステルはほこりが出にくいので、清潔でぜんそくやアレルギーの予防になる反面、静電気を起こしやすい性質が埃を引き寄せてしまいますので、ハウスダスト防止のために静電気への対策が必要です。
夏場は熱がこもりやすいので、冷感の敷パッドなどと併用することをお勧めします。
使用しているうちに弾力性は失われますが、価格が安いのでまめに買い替えるのもいいかもしれません。
ポリエステルの掛け布団の特徴 メリット･デメリットは？
それでは、ポリエステルの掛け布団の方はどうでしょうか？
掛け布団がポリエステル100％の場合も、価格がリーズナブルで軽いかけ心地というメリットがありますが、吸湿性がよくないので湿った肌触りになったり静電気が不快だったりというデメリットもあります。
静電気が埃をひきつけ、アレルギーやハウスダストの原因にもなりかねませんので、アレルギー体質の方にはあまりお勧めできません。
使用時に心地よさを求める方にも、綿などの自然素材との混合の方が肌触りや使い心地が改善されているので、合っているでしょう。
ポリエステル100％ですと良い面を生かしきれないようですので、綿や羊毛など他の素材との混合でお互いの長所を引き出しながら、短所を薄めた方が使いやすくなる様です。
ポリエステルの布団を洗う時の注意点ってある？
綿・羊毛・ポリエステルの布団を洗濯する方法を素材別に丁寧に解説！ しささかなj| YOURMYSTAR STYLE by ユアまだマイスター https://t.co/A3474FopT2経ふ！よさなさaadm''t'T
— みきしー (@mikidesu7222) July 18, 2021
ポリエステル100％の布団を洗う場合、種類によって洗い方は以下のように分類されます。
・中芯なし または キルティング加工あり
洗濯表示が水洗い可であれば、洗濯機、コインランドリーでの洗濯が可能です。
・中芯あり または キルティング加工なし
洗濯表示が水洗い可であれば浴槽を利用しての足踏み洗いなどが可能ですが、水洗い不可の場合は自宅では洗えないので、クリーニング店に依頼してください。
中芯とは、布団がへなへなにならないように入れてある固い綿の板のようなものですが、こ
ちらが入っている敷布団は、洗濯機やコインランドリーでは洗えないです。
しかし、最近では取り外し可能な中芯もあるようですので、その場合は中芯を外せば
洗うことができます。
中芯がなくキルティング加工もない場合は、布団を丸めて三か所を麻ひも（綿のひも）で縛
れば洗濯可能の場合もあります。
いずれにしても、洗濯表示をよく確認し表示の指示に従って洗濯をしましょう。
まとめ
ポリエステルの布団は、軽くて丈夫で扱いやすく、洗濯や乾燥も楽ですし、手ごろな価格で購入することができるのは利点です。
しかし、その一方で、通気性が悪く静電気も起きやすいので、あまり触れ心地が良くないという欠点もあります。
ポリエステル100％ですと、寝具として使うには良い面ばかりではありませんが、綿との混合の製品はポリエステルの良い面を生かしつつ、綿の吸湿性や肌触りのよさなども金曽会えているので、使い心地はずいぶんと改善されます。
洗濯については、しわになりにくく乾きやすいポリエステルですが、中芯が入っている敷布団やキルティング加工のしていないものは、基本自分では洗えないということを覚えておいてください。
しかし、中芯の取り外し可能な布団や、キルティング加工していない布団でもひもで縛ることによって、洗濯ができる場合もありますので、布団の表示を確認してみてください。
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