布団で寝るとかゆい時はファブリーズすると解決する?

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夜布団に入った時、ぐっすりと寝たいにもかかわらず、なんだか体がかゆくなってしまったご経験ってありませんか?

忙しい毎日を送り、そういえば布団を干したのっていつ?布団カバーを洗ったのっていつ?と、思い出せない時ってありますよね。

そんなとき、使うとかゆい不快な布団には、ファブリーズをしてみたらどうなんでしょうか。

爽やかに香って消臭効果があり除菌もしてくれるファブリーズなら、解決してくれるような気がしますよね。

今回は、すでにかゆくなるまで汚れてしまった布団にも、ファブリーズの効果があるのかどうか調べてみましたので、気になる方は参考にしてみてください。

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布団でかゆくなる原因とは?

ところで、布団に入るとかゆい場合って何が原因なのでしょうか?

それには、いろいろなケースがあります。

まず、洗わずに長期間布団を使用すると、汗などの湿気や皮脂の汚れがたまり、それを餌としたダニが繁殖します。

ダニの中には人を刺す種類のものもいますので、そのダニに刺されることがかゆい原因の一つとして考えられます。

また、ダニに刺されなくても、ダニのフンや死骸はアレルギーを引き起こしますので、それがかゆい原因になっていることもあります。

他には、アトピー性皮膚炎だったり、乾燥肌だったりという皮膚のトラブルが原因ということも考えられますが、布団の素材が肌に合っていない時にも、かゆい原因になることがあります。

体質がかゆい原因となっている場合は、病院にかかって症状を改善する薬を処方してもらうなど治療も併せて必要だったり、布団の素材を変えてみたりする必要もありますね。

ファブリーズってどんな種類があるの?それぞれの特徴は?

スプレータイプをしゅしゅっと吹き付けて使う消臭剤として、一般的によく知られているファブリーズですが、最近では消臭効果だけでなく除菌効果もプラスされています。

洋服やファブリックに使うための布用を始め、お部屋用、トイレ用、車用、ペットの臭い用など、用途によって種類も豊富に取り揃えられています。

タイプはスプレータイプ、置き型タイプ、クリップタイプなどがあり、それぞれ用途別に使いやすい形状になっています。

布用はスプレータイプになっており、吹き付けたものに対して消臭効果、除菌効果があり、花粉やほこり、ダニの死骸などを固めて舞い上がらないようにする、ハウスダストに対応した商品も出ています。

スプレー後に布製品にファブリーズの液体がしみ込むと、匂いの成分と共にその液体が蒸発して、匂いが消える仕組みになっています。

一方部屋用のスプレータイプのファブリーズは、スプレーする際の粒子を小さくすることによって、空気中に成分をなるべく長く留まらせ、臭いの成分を直接とらえて消臭できるように工夫されています。

部屋用にはスプレータイプだけでなく置き型もあり、トイレ用、下駄箱用なども置き型ですが、こちらのタイプは消臭ゼリーが臭いをしっかりと吸収し消臭します。

ゼリーに配合された消臭成分は臭いを科学的に中和して消してくれますので、再び臭うことがないようです。

以上のように、ファブリーズにはたくさんの洗濯が用意されています。

香りも様々なものがあり、匂いが苦手な方には無臭や香りが残らないものもあったり、香りの成分が気になる方には自然由来の香料を100%使用したものもあったりと、目的に合わせた中からお好みの香りを選ぶことができます。

布用ファブリーズの正しい使い方、効果的に使うには?

布用スプレー式のファブリーズは、臭いのある場所に直接スプレーして使いますが、数回スプレーしただけでは布の奥の臭いの元まで充分に届かず、臭いが取り切れない場合があるようです。

ですので、10回程度しっかりスプレーし、布に成分が充分しみ込むようにする必要があります。

スプレーするものによって目安になる回数があるようですので、使用書をよく読んでから適度な回数をスプレーしましょう。

スプレーするときには、20~30㎝くらい離して使用した方が良いとのことです。

スプレー後は自然乾燥と共に臭いが消えるのを待ちましょう。

時間がかかりそうなときは、ドライヤーやアイロンなどで乾燥を早めるのも良いようです。

また、梅雨時などは、部屋干しでまだ乾ききらない洗濯物にスプレーすると臭いの防止に効果があるようです。

使用していない時のファブリーズの保管場所ですが、直射日光の当たる場所や温度の高くなるような場所に置くと、成分が変質し効果がなくなってしまう恐れがありますので、気をつけましょう。

布団がかゆい時、ファブリーズは効くの?

では、布用のファブリーズは、布団がかゆい時にスプレーすると効果があるのでしょうか?

先ほど、布団がかゆい原因として布団の湿気や汚れによるダニの発生や、ダニの死骸やフンによるアレルギーを挙げました。

布団に布用のファブリーズをスプレーした場合、汗や体臭による臭いの消臭や皮脂汚れなどによるカビや菌などの除菌や発生の抑制には効果があるでしょう。

しかし、ファブリーズではダニを退治したり除去したりすることはできません。

布団を不潔にするカビや菌の除菌や抑制により、多少はダニの発生を抑える効果はあるのかもしれませんが、完全にダニの繁殖を抑えることは残念ながら不可能です。

また、ハウスダストクリアという種類のファブリーズは、アレルギーの元になる花粉やほこり、ダニの死骸やフンなどを固めて舞い上がるのを抑えてくれますが、こちらもダニを退治したり除去したりするものではありません。

ですので、ファブリーズをダニの抑制に対して補助的に使うことは多少の効果があるようですが、ファブリーズだけでダニを防ぐことは無理です。

以上のことから、ファブリーズは布団がかゆい原因の根本的な解決にはならないことが分かります。

布団がかゆい時はどうすれば解決する?

ダニやダニによるアレルギーが原因で布団がかゆい場合は、ダニの繁殖する原因を布団から取り除き、ダニを退治しましょう。

それにはまず、洗える布団でしたら洗濯機で丸洗いをしたり浴槽で踏み洗いをしたりし、ダニの発生源である汗や皮脂汚れをきれいに落とし、天日干しをします。

天日干しした布団は、布団乾燥機にかけたり乾燥機にかけたりすれば、残った湿気がなくなりますしダニが死滅します。

そのあと掃除機で吸い取りダニの死骸を除去すれば、かゆい原因はほぼ取り除かれるでしょう。

洗えない布団の場合は、カバーを外して洗い布団は布団乾燥機にかけて死滅したダニを掃除機で吸うだけでも、効果は期待できます。

洗濯表示で洗えなくてもクリーニング店では洗濯が可能な場合もありますので、問い合わせてみると良いでしょう。

まとめ

ファブリーズは、布団がかゆい原因となるダニを駆除する目的では使えないことがわかりました。

かゆい原因を取り除くには、布団を洗ってダニの繁殖の元となる布団の湿気や皮脂などの汚れをリセットし、布団を乾かした後に布団乾燥機や洗濯機の乾燥機能を使って、ダニを退治するのが効果的です。

その後布団の使用後にファブリーズすれば、布団の消臭をしたり除菌をしたりするついでに、多少のダニの抑制効果にはなるようです。

しかし、使いすぎると布団の中に湿気が溜まる原因となり、その結果ダニの繁殖を助けてしまう恐れがありますので、注意が必要です。

手間にはなりますが、ファブリーズを念入りにかけた後は、天日干しや布団乾燥機で湿気を乾燥させるのをお勧めします。

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