青錆の落とし方3選と繰り返さないための予防策

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気付いたら蛇口やアクセサリーに青錆が!

落とそうと思っても拭き取るだけでは落ちないし、いつか綺麗にしようと思いつつもその「いつか」がなかなかやってこないまま時が過ぎ…なんてことありませんか?(私です。)

この記事をご覧になっているということは、ついに重い腰があがったのですね。

そんなあなたのために青錆の落とし方はもちろん、二度と青錆を落とさなくて済むように青錆の予防策を併せてご紹介します。

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青錆はなぜ発生するのか?

そもそも、青錆はなぜ発生してしまうのでしょうか?

青錆とは緑青(ろくしょう)ともいい、銅や真鍮(しんちゅう)などの銅合金に酸素や二酸化炭素、水分が作用して化学反応を起こした結果発生する錆です。

つまり、水や汗、雨などの水分を含むことでアクセサリーや蛇口などの銅合金が酸化し、錆が発生してしまうということです。

青錆の落とし方

では早速、青錆の落とし方を3つご紹介します。

重曹

まず、重曹に水を適量混ぜて歯磨き粉のようなペースト状にします。

そしてペースト状の重曹を古歯ブラシなどにつけて磨き、青錆を落とします。

錆が落ちた後はしっかりと水拭きし、重曹が残らないようにすることがポイントです。

 クエン酸

水100mlに対してクエン酸を小さじ1/2より少し多めに溶かしてクエン酸水を作ります。

(クエン酸がなければ酢と塩を1:1の割合で混ぜ合わせて代用することができます。)

クエン酸水を作成したら、まずは青錆が気になる部分にクエン酸水を浸したキッチンペーパーやティッシュを貼り付けます。そしてラップで覆って30~60分程度放置。

時間が経ったらラップを剥がし、その剥がしたラップで青錆を擦り落とします。

このとき、素材が変質しないか様子を見ながら擦り落としてください。

1度に落とそうとせず、数回に分けて様子を見ながら落としていくほうが良いでしょう。

研磨剤などの錆取り剤

    • 重曹ペーストやクエン酸水を作るのが面倒くさい。
    • 長年放置していて上記の方法を試しても落ちない。

といった場合にはクレンザーやサンドペーパーなどの研磨剤がおすすめです。

研磨剤のなかでも、茂木和也サビ落としは簡単に頑固な錆が落ちるし、青錆以外にもさまざまな錆に使えるのでおすすめです。

また、KURE 5-56(通称クレ556)は錆に直接スプレーした後、ブラシなどで軽く擦るだけで錆が簡単に取れるだけでなく、錆予防もしてくれると人気の錆取り剤(潤滑油)です。

青錆を予防する方法

さて、青錆を落とせたらもう2度と錆取りをしなくて済むようにしっかり予防したいですよね。

冒頭でも述べたように、青錆が発生する原因は水分と酸素、二酸化炭素です。

つまり、できるだけ水分が付着した状態にし続けないことが重要です。

今回は青錆が発生しやすい蛇口とアクセサリーについて、より具体的な予防策を紹介します。

【蛇口】

① こまめなお手入れ

青錆対策には水分をできる限り付着させないことが重要なので、蛇口を使い終わったら水分がついている部分をタオル等で拭き取ると良いでしょう。

我が家では使用するたびに水分を拭き取るのは大変(面倒)なので1日1回水回りの掃除をするようにしています。

錆予防になるだけでなく、毎日3分掃除するだけで常に清潔が保たれ、大掃除も簡単に終わるのでおすすめです。

② 蛇口の交換

蛇口にも寿命があることをご存知ですか?

蛇口の寿命は10~15年程度といわれています。

つまり、10年以上使用している蛇口に青錆ができる場合は経年劣化による蛇口の水漏れが原因の1つかもしれません。

蛇口の費用は種類等によって異なりますが、安いものならば5000円程度から購入することができますよ。

【アクセサリー】

① 使用後に水洗いする

なんと、アクセサリーに付着した汗などの皮脂は拭いただけでは落ちないのです!

水洗いして皮脂を落としましょう。

もちろん、水洗いした後はしっかり水気を拭くことが大切です。

② アクセサリーケースに収納する

青錆ができる原因は酸化です。

つまり、使用していない間はできるだけ空気中の酸素に触れさせないようアクセサリーケースに収納しておくと良いでしょう。

青錆にはメリットも!?

錆が発生していると見た目に良くないのはもちろん、腐敗してしまいそうで不安ですよね。

しかし、青錆には逆に腐食を防ぐという役割があるのです。

たとえば、大仏や自由の女神像などの銅でできた建築物が今現在も原型を留め、拝むことができるのも青錆のおかげなのです。

とはいっても、私たちが使用する身の回りのものは大仏のように長い年月保存しておく必要はないので、青錆が発生したらさっさと落としてしまいましょう。

まとめ

気付いたら発生してしまっている青錆。原因は水分・酸素・二酸化炭素です。

そのため、青錆の発生を予防するためには水分を取り除き、湿気の少ない場所で保管すると良いでしょう。

それでも発生してしまった青錆は案外簡単に落とすことができるので、ぜひ今回紹介した方法を試してみてくださいね!

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