重曹スプレーの作り置きはダメ作り方と掃除方法まとめ

掃除
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エコ洗剤の代表とも言える「重曹」。

「重曹」がお掃除に使えることはテレビや雑誌でよく取り上げられてますよね。

さまざまな使い道がある重曹ですが、特に重曹を水に溶かして作る「重曹スプレー」が便利でオススメです。

重曹スプレーの作り置きについてまとめてみましたので、ナチュラルお掃除の参考にしてください。

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重曹スプレーの作り置きはダメなの

自分で作った重曹水をスプレーに入れて使っている方もいると思いますが、実は手作りの重曹スプレーは「作り置き」ができないのはご存知ですか?

自作の重曹スプレーは使用期限があり、長くは保管できません。

それはどうしてなのか説明していきます。

重曹スプレーの使用期限ってあるの

重曹スプレー作り置きができないのは何故なのか?

それは手作りの重曹水には防腐剤や安定剤などは入っていないですよね。

そのため長期間置いておくと重曹の成分が分解してしまい、効果が無くなってしまうのです。

自作の重曹スプレーの使用期限は作った日~1週間ほどと、意外と日持ちしません。

できるだけ作ったその日に使い切るくらいの気持ちで、少なめに作って全て使い切るのがいちばん良いでしょう。

重曹スプレーの作り方は

重曹スプレーってどうやって作るかわからない!という方、重曹スプレーは驚くほど簡単に作れちゃいます。

すぐに覚えられますので材料を揃えて作ってみてください。毎日のお掃除に大活躍間違いなしです。

材料
・重曹 小さじ1杯
・水(ぬるま湯)100ml
・スプレーボトル
・計量スプーン
・計量カップ
作り方
1.計量カップに水(ぬるま湯でもOK)と小さじ1杯の重曹を入れる。
2.粉末がなくなるまでしっかり混ぜる。
3.スプレーボトルに入れる

とっても簡単ですね!

重曹は水よりも40度くらいのぬるま湯で作る方が溶けやすく、効果も高まるのでぬるま湯で作る方がオススメです。

重曹は入れすぎないこと、そしてしっかり溶かすことがポイントです!

重曹水は掃除に使える有能アイテム掃除場所とやり方

重曹を水で溶かしただけで本当に汚れが落ちるの?と半信半疑になってしまいそうですが
重曹水は汚れ落ちに効果ばつぐん! さまざまな場所のお掃除に使える有能アイテムです。

掃除場所とやり方をそれぞれご紹介しますので、実践してみてくださいね。

キッチン

キッチンのシンクや壁、ガスコンロの油汚れに直接重曹スプレーを吹き付けて少し置き、水で固く絞った雑巾や布巾で拭き取ってください。

換気扇のフードの油汚れもこの方法で綺麗さっぱり落とせますよ。

重曹水が垂れてくる場合は、重曹スプレーした上からキッチンペーパーなどを付けてパックしてもいいですね。

電子レンジ

頑固なレンジ庫内の汚れにも重曹スプレーを吹き付けて、5分ほど時間を置き、水で絞ったメラニンスポンジで汚れをこすり落とします。

汚れが落ちたら、キッチンペーパーで汚れを拭き取り、キレイな布巾で水拭きして完了です。

冷蔵庫

冷蔵庫は外側の取っ手の部分やドアのゴムパッキン、冷蔵庫の中など汚れがたくさん!

外側は手垢がつきやすいところを重点的に拭きましょう。冷蔵庫の中の食べ物を出してから、重曹水を含ませた布巾で拭き掃除します。

外も中も水で濡らし固く絞った布巾で水拭きをしてお掃除終了です。

カーペット

意外と汚れているカーペット、簡単に汚れを落としたいですよね。

掃除機で埃を吸い取ってから重曹スプレーをカーペットに満遍なく吹きかけます。

少し時間を置いて汚れを浮かせ、乾いた雑巾でカーペットをこすりながら乾拭きすれば終了。
扇風機などで乾かせたら完璧です。

窓ガラス

重曹スプレーを窓ガラス全体に吹きかけて水で濡らした雑巾で水拭きします。

白い跡が残って目立ちやすいので、よく水拭きしましょう。

外側の窓でしたら水を直接かけてスクイージーで水を切る方法がオススメです。

靴箱

靴を全部取り出した後、重曹水を染み込ませた雑巾やタオルで靴箱を拭きます。

靴箱の中の泥汚れや皮脂汚れも取れ、こもった臭いも解消してくれます。

お風呂

重曹スプレーをお風呂場の壁や床、浴槽、ヌメリのあるところに拭き付け、しばらく待ってから、お風呂用スポンジでこすってシャワーで洗い流してください。

皮脂汚れや石鹸カスの汚れがよく落ちてさっぱりしますよ。

毎日のお掃除に使ってお風呂場のピカピカを保ちましょう。

どんなお掃除に効果的に使えるの

重曹は弱アルカリ性の性質を持っているので、酸性の汚れを落とすのが得意です。

酸性の汚れである、油汚れ、コゲつき、茶渋汚れ、手垢汚れや皮脂汚れ…などさまざまな汚れを落とすことができる優れもの。

脱臭効果もあるので、気になる嫌な臭いにスプレーするのも効果的です。

重曹スプレーの注意点

重曹スプレーを自作するときは、入れる重曹の量に注意してください。

重曹が多い方が効き目が強くなるということは決してありません。重曹を多く入れたスプレーは拭いた後に白く跡が残ってしまいます。

スプレーを作るときは、重曹の粉がきちんと溶けきっているかよく確認してくださいね。

重曹スプレーを使った場所は、最後によく水拭きして重曹を残さないことが大切です。

重曹はさまざまな場所に使える便利なアイテムですが、使えない素材もあります。

アルミや木材、漆、大理石、畳などに重曹を使うと変色してしまう可能性があるので注意が必要です。

重曹の保管方法は、風通しが良い冷暗所に密封できる容器に入れてください。

重曹の粉の場合は3~5年保管しておいて大丈夫です。

自作の重曹水をスプレーボトルに入れたものは、日陰に置いて1週間以内には使い切りましょう。

刺激が少ないと言われている重曹ですが、長時間触れていると肌が荒れてしまう可能性もあるので、ゴム手袋をして扱うと安心です。

まとめ

家中のどこでも使えるお掃除の救世主・重曹スプレー。

重曹スプレーを使うと色々なところがキレイになっていくので、お掃除がどんどん楽しくなりますよ。

重曹水に使用期限があり、作り置きができないと知らなかった方もいると思います。

なるべく使いきれる量を作って色々な場所のお掃除に役立ててくださいね。

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